S5 最終2015 ミミロップ軸対面サイクル

はじめに

S5お疲れさまでした。

今シーズンはORASからの相棒であるメガミミロップが解禁されました。

そこでSMの相棒であるミミッキュと組んで無事結果を残せたので構築記事として紹介します。

 

構築経緯

ミミロップを高速アタッカーとして採用する場合、どうしても物理受けやバシャーモに悩まされるため、それらを強引に崩していける呪い持ちのABミミッキュを採用。 タイプ補完もよく、呪いと猫騙しのシナジーもあるためミミロップと組ませるならこの型が1番だと思っている。

次に行動保証のある高火力特殊アタッカーとして襷テテフを採用し、この3匹を基本選出とした。

残りは鋼に強く誘う水タイプを崩す草Zヒードランドヒドイデグライオン絡みの陰キャサイクルを起点にするボーマンダ、ここまでで重いメタグロスを受けるためのヤドランの3匹を採用。

 

基本的には対面意識ですが、交換読み交換や無効タイプへの受けだしなど、対面性能を保ったままの交換を積極的に行う必要があるため対面サイクルとしました。

 

使用構築

http://tc.hnys.jp/card/image/20170912/d619d9b9214eac37f2d8848a73931d51

 

ミミロップ@メガ石 陽気 AS252 H4
猫騙し 恩返し
飛び膝 冷凍パンチ

 

ORASの相棒枠、個人的に1番信頼しているポケモン。この構築の主軸。

S135属、かつヌケニン以外の全てのポケモンに一致等倍をつけるのはやはり強い。火力の物足りなさはご愛嬌。よくメガバシャーモと比較されるが、また違った強さがあってよかった。とくにミミッキュがレートに蔓延っているのでゴースト無効が活きた場面は多かった。ORASから使い慣れているためダメ感はバッチリだった。

当時の強みはガルーラ入りの対面構築に強いことだったが、今作では猫騙しでミミッキュの皮を剥がせることとゴースト技に受けだせること、コケコを上からしばけることが強みだと感じている。

技は猫、恩返し、膝の3つは確定で@1を冷パンか身代わりで迷ったがPT単位でランドロスが少し重いことから冷パンを採用。身代わりとは一長一短といったところ。飛び膝蹴りは外すと負けに直結するので極力膝を酷使しない立ち回りを心がけた。

下に詳しく書いてあるがミミロップは肝っ玉猫騙しが使えるので初手の襷持ちやミミッキュを引かせることができる。そこに交換読み交換を仕掛けいくことで試合を有利に進めることができた。

 

選出率2位

 

ミミッキュ@妖z 意地 H164 A140 B196 D4 S4
影うち じゃれつく
呪い 剣舞

 

SMの相棒枠、国際孵化に成功した色違い。

調整はメガバシャーモのフレドラを耐える有名なやつです。単純に強い。

ミミロップバシャーモが対面した時の引き先になったり、剣舞妖Zで強引にサイクルを崩したり何度も活躍してくれました。

シャドークローを切ってるので鋼タイプに対しての打点がないがそっちはテテフとドラン、ミミロップの役割なのであんまり気になりませんでした。

呪いはバトンやオニゴーリにも刺さる予定だったのに全然マッチングしませんでした。苦手だから当たらなくてよかったけど。

化けの皮を剥がされて起点にされそうなときはすぐに呪いましょう、ミミロップの猫と合わせて呪いダメが稼げます。

 

選出率1位

 

ヒードラン@草z 臆病 HS252 C4
火炎放射 ソーラービーム
ステロ 毒々

 

ポリクチを牽制しつつ、スイクンやレヒレ絡みのサイクルを崩していく駒。

もともとはギルガルドを採用していたがテッカグヤ、リザYの選出を抑えたかったので変更。でてくるリザは大体Xなので立ち回りが少し楽になった。

初手に出すと草Zを警戒されるため、初手ミミロップから交換読み交換に失敗したふりをして上手く水タイプと対面させていた。ヒードランは1匹しか持っておらず、元々ステロ撒きとして使ってたのでステロは忘れさせられなかった。放射やテッカグヤやナットに、毒と鬼火は迷ったがミミロップが出せないときにポリ2を崩すために毒にした。あくまで崩しの役割なので単体としてはあまり強くない。

あとで気づいたがこいつに王冠使ってなくてHPと素早さの実数値が少し低かった。

 

選出率4位

 

ボーマンダ@メガ石 慎重 H212 A4 B4 D228 S60
捨て身 身代わり
竜舞 羽休め

 

調整は某ブラッキーマンダ使いの方のを使わせてもらった慎重HDマンダ。

ドヒドイデ絡みの受け回しPTなどミミロップが出せないときに選出するメガ枠。ドヒドイデグライオン相手に身代わりを張って起点にしていく。ヒードランの毒を合わせて毒羽もできる。こいつはほんと何でもできるなといった強さを感じた。こいつを出すと長期戦になりやすいのでPPは全部増やしてある。

1ウエポンが恩返しではなく捨て身なのは少しでも火力が欲しかったからだがどうしても反動が気になったので一考の余地あり。ただ恩返しだとドヒドイデを相手したときに火力があまりにも足りなくなる。

メガ枠の中ではかなり信頼を置いているし、選出したときはしっかり活躍してくれたが、ミミロップが出せるならそっちを優先していたので選出率はあまり高くない。

 

選出率5位

 

 

カプ・テテフ@襷 控えめ CS252 H4
サイキネ 10万ボルト
めざ炎 挑発

 

高火力特殊アタッカー枠

初手に投げて高火力でどんどん削っていく役割。受けだしてくる鋼タイプにも打ち合えるようにムンフォは切って電気、炎技を採用。10万はテッカグヤに、めざ炎はナットレイに打っていたが、あまりナットレイが出てこなかったのでシャドボに変えてもいいかもしれない。

挑発はギルガルドや起点阻止に使っていた。最近のテテフは挑発持ちの襷が多いらしいが納得のいく強さを見せてくれた。

ムンフォがないのであくタイプに隙をみせるがブラッキーバルジーナはドランの毒やミミロップの膝、ミミッキュのじゃれつくなどで対処できるので特に気にならなかった。

ムンフォもショックもないのでヌメルゴンに大苦戦したのはいい思い出。

 

選出率3位

 

ヤドラン@ゴツメ 図太い HB252 D4
ねっとう 冷凍ビーム
電磁波 なまける

 

物理受けというよりはメタグロス受け、上の5匹はメタグロスが非常に重く、ピンポイントのメタとして採用。ゴツメでスリップを入れ、4割程度削ればミミロップの膝圏内なのでそれを目安に立ち回った。もともとはゴツメスイクンを使っていたが高速再生技の有無とエスパー技が半減なことからヤドランに変更。

メタグロスに受けだしたあと相手は後ろの電気タイプに交換してくるが、こちらは電気受けがいないのでヤドランと電気タイプの対面ができないようにすぐに交換読み交換を決めていかないと辛くなる。

また、スイクンからヤドランにすると相手のミミッキュが必ず霊技で攻撃するため、ミミロップの無償降臨が狙えるのもよかった。

相手にメタグロスがいるときくらいしか出さなかったので選出率はダントツの最下位。

 

記事を書いてて思ったけどこの枠クレセリアでもよかったかな。

 

選出率6位

 

選出

基本選出は

テテフ+ミミッキュ+ミミロップ(初手はテテフかミミロップ)

基本は1:1交換を狙っていく

この選出で辛いポケモンがいたら残り3匹と入れ替え

 

ドヒドイデモロバレルボーマンダ

ポリゴン2クチート、耐久水タイプ→ヒードラン

メタグロスヤドラン

受けループ→ヒードランミミッキュボーマンダ

 

きついポケモン

キノガッサ

 

立ち回り

基本的には対面で勝つことを意識するが、初手ミミロップは物理受けを後出しされやすいので積極的に交換読み交換を決めていくと試合を有利に進められる。

 

例) ミミロップゲッコウガ対面

ゲッコウガは襷でも猫騙し+恩返しで落ちるため後ろの物理受けやスカーフ持ちに引いてくる。引き先を予想して初手から交換読み交換をすることも多かった。

 

よくある引き先

カバルドンスイクン、レヒレ、クレセリアテッカグヤヒードランを合わせる

スカーフテテフ→ミミッキュを合わせる

ランドロスボーマンダ→居座って冷パン

 

初手に来やすくミミロップと対面したとき引いてくるポケモン

ゲッコウガ(猫+恩返しで倒れる)

ミミッキュ(猫騙しで化けの皮を剥がされる)←こいつはたまに居座る

カプ・コケコ(無振りなら猫+恩返しで倒れる)

キノガッサ(猫騙しで襷が削れる)

リザードン(Yなら引く)

ゲンガー(猫+恩返しで倒せる) 

 

まとめ

今回はSM初のメガミミロップ軸というわけでPT変更が多々あり、対戦数もかなり多くなりましたが最終的には納得のいく構築になり結果も残せたのでよかったです。

まだまだ改良の余地はあるので色々試していきたいと思います。

ORASの頃に比べると高レート帯でもミミロップ採用PTを多く見かけたので同じ使い手としては嬉しかったです。(こっちが選出してないのに相手が選出してると勝敗関係なく敗北感に襲われた)

 2100越えした人もいるらしいので目標にしていきたいところ。

 

終結

TNピノ 最終2015  シングル184位

 

 

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